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【フルート】おすすめエチュード!バッハスタディ

フルートのレッスンでどんなエチュードお使いですか?

ケーラー? 

エンダーソン(アンデルセン)?

ベーム?

アルテ(アルテス)?

エラート?

パガニーニ?

などなどなど

 

フルートのエチュード(教則本)って沢山ありますが、

 

最近、私のお教室で見直して使い始めているのが

こちら。。

バッハスタディ!! (Bach-Studien for flote solo)

私が音楽大学時代、夏休みに北海道に帰って地元の師匠様(森 圭吾先生)のおウチに伺って、

久々レッスンしていただき、 (もちろん大学の先生にも報告して!!)

その際に「このエチュードやった方が良い!!」と勧めてくださり。

 

即購入して、大学の先生(酒井秀明先生)のレッスンの時に

「せんせーこれやりたいんですけど〜〜」と持って行ったのでした。

 

何が良いかというと!

私の場合は、学生時代でしたので、

まだまだバッハ様の曲のおよそ一部も知らない無知すぎる時期。

そんな知識の幼い時期にフルート以外の

バッハ様の名曲に触れることができたのです。(といってもそれでもほんの一部ですが)

 


中身はこんな感じ!

 

例えばこのエチュードの一曲目は BWV924

 

ピアニストさんがよく練習される

プレリュードの一曲目

 

普通にフルートだけを練習していたらまず出会わない曲かと思いますが、

(聴くだけなら出会うかも・・・)

オクターブや和音、調性など、フルートでも吹けるように譜面が書き換えられています。

 

BWV1007はあの有名なチェロ組曲 この場合はヘ音記号やチェロ記号が

ト音記号になっています!

私の学生時代は今のようにYouTubeなどありませんでしたから、

大学の図書館に行ってCDを探して、(こっそりMDに落として。。)

原曲を聴いてなんと素晴らしい曲なんだんだろう・・とお勉強してからさらうのです!

別の楽器の原曲があるということがとてもとても大事と思うのです。

このページはこんな感じですが、BWV1004!です。細かいですがフルート用になっています!

BWV1004 はヴァイオリンの曲 フルートでこれを真面目に吹くとなると結構難しいのです。

 

ヴァイオリンだったらこうやるんだ!!

ここは弓はアップになるのかな?とかダウンかな?とか想像しながら・・・

 

もしくはYouTubeなら動画で観られますから、他の楽器の発音の仕方や表現の仕方などを観ながら

これをフルートだったら、、、と考えて吹くことができるのです!

 

初めから、原曲と同じテンポでやろうとしても無理。

ゆっくりさらい始めて、丁寧に丁寧に・・・

バッハ様の世界を味わいながら・・・

どうしても「フルートをやってます。」となるとフルートの曲にばかり目が行きがちですが

他の楽器のために作られた名曲も山ほど山ほどありますので

他の楽器のために作られた、素晴らしい曲に触れるチャンスにもなります。

 

私は結構、他の楽器の曲をフルートで吹くことに抵抗がなく、

色々とチャレンジするのが好きです。

そう思うことができたのも、このエチュードとの出会いがあったからかも。

と思っております。(先生に感謝です!)

 

このエチュードは

ヴァイオリン、チェロ、クラビーアの曲がほとんどですが、

どれも有名なバッハの曲。

こんなすごいエチュード!是非、挑戦してみてはいかがでしょう?

こちらで売ってました!(私が持っているのと表紙が違うのですが、出版社は同じです)

 

私のレッスンはお教室にいらっしゃれない方は

オンラインでも受付ております。

ご興味がありましたらご連絡くださいませ〜♪

 

 

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